ファンデーションのカバー力&崩れにくさ:プチプラvsデパコス1週間使い比べ

ファンデーションのカバー力&崩れにくさ:プチプラvsデパコス1週間使い比べ

1. はじめに:ファンデーションの選び方と悩み

ファンデーションは、毎日のメイクで欠かせないアイテムのひとつです。肌のトーンを整えたり、シミやニキビ跡など気になる部分をカバーしたりするだけでなく、その日の気分やシーンに合わせて仕上がりを変えることもできます。しかし、日本人女性の多くは「カバー力が足りない」「時間が経つと崩れてしまう」「乾燥やテカリが気になる」など、さまざまな悩みを抱えています。

日本人女性に多いファンデーションの悩み

悩み 具体的な内容
カバー力不足 シミ・そばかす・赤みが隠れにくい
化粧崩れ 汗や皮脂でヨレやすい、マスク移りが気になる
乾燥・粉っぽさ 肌がパサつきやすい、ツヤ感が出しにくい
色選びが難しい 自分の肌色に合うカラーが見つからない

プチプラとデパコス、それぞれの特徴とは?

プチプラ(ドラッグストア系) デパコス(百貨店ブランド)
価格帯 1,000円〜2,500円程度
手軽に購入できる
4,000円〜8,000円程度
高級感・特別感あり
カバー力・仕上がり ナチュラルで軽め
最近は高機能商品も増加中
高いカバー力や持続力
プロ仕様のような仕上がりも可能
バリエーション・トレンド性 新作の入れ替わりが早い
季節限定や流行色も豊富
ブランド独自の世界観や最新技術を反映
限定品も人気
購入方法・体験 身近な店舗・ネットで気軽に購入
テスター利用も可(一部)
美容部員によるカウンセリングやタッチアップ体験が可能
贈り物にも最適

今トレンドのファンデーション選びとは?

最近では、自分の肌質やライフスタイルに合わせて「崩れにくさ」や「保湿力」にこだわった商品が注目されています。また、マスク生活が続く中で「マスクにつきにくい」「長時間美しさをキープできる」タイプも人気です。さらに、SNSや口コミサイトで話題の商品を試してみる方も増えており、プチプラとデパコスを組み合わせて使う“ハイブリッド派”も珍しくありません。次回からは実際に1週間使い比べたレビューを通じて、リアルな違いやおすすめポイントをご紹介していきます。

2. 検証アイテム紹介:プチプラ&デパコス

今回は「カバー力」と「崩れにくさ」を1週間かけてしっかりと比較するため、人気のプチプラファンデーションとデパコスファンデーションをそれぞれ1種類ずつ選びました。日本のコスメ好きさんに支持されている定番ブランドから厳選しています。

検証に使うファンデーション一覧

カテゴリ ブランド名 商品名 特徴
プチプラ メイベリン ニューヨーク フィットミー リキッド ファンデーション R 軽いつけ心地で伸びが良く、肌トーンを均一に整える。日本人の肌色に合う豊富な色展開が魅力。
デパコス エスティ ローダー ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ 高いカバー力と持続力が評判。汗や皮脂にも強く、長時間美しい仕上がりをキープできる。

各アイテムの特徴を詳しくチェック!

プチプラ代表:メイベリン フィットミー リキッド ファンデーション R

ドラッグストアやバラエティショップで手軽に購入できるメイベリンの人気ファンデ。サラッとしたリキッドタイプで厚塗り感なくナチュラルに仕上がります。皮脂崩れ防止成分配合で、マスク生活でもヨレにくい点もポイント。価格は1,500円前後(編集部調べ)なので、初めてリキッドファンデを試す方にもおすすめです。

デパコス代表:エスティ ローダー ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ

「崩れないファンデ」として有名なエスティ ローダーのロングセラー。少量でもしっかり伸びて、毛穴や色ムラをしっかりカバーします。マットな仕上がりですが、重たくならず上品なツヤ感も演出。公式価格は7,040円(税込)、特別な日のメイクやお仕事用にも愛用者多数です。

まとめ:こんな人におすすめ!
フィットミー リキッド ファンデーション R ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ
おすすめタイプ 自然派・コスパ重視・初心者さん向け 高いカバー力&長時間メイク重視派向け
仕上がり感 ナチュラルでツヤ感あり しっかりカバー&セミマット系
価格帯(目安) 約1,500円前後 約7,000円前後
入手方法 ドラッグストア・バラエティショップなど全国で取扱いあり 百貨店・公式オンラインストアなどで購入可能

次のパートでは、それぞれのファンデーションを実際に1週間使ってみたレビューや使用感について詳しくご紹介します。

使い方&検証方法のポイント

3. 使い方&検証方法のポイント

ファンデーションのカバー力や崩れにくさを正しく比較するためには、同じ条件で1週間使い比べることが大切です。ここでは、日本ならではのリアルなメイク事情も踏まえて、実際の使い方や検証方法について詳しくご紹介します。

検証に使用するアイテム

カテゴリ 商品例 特徴
プチプラファンデーション セザンヌ、キャンメイクなど 手頃な価格、ドラッグストアで購入可能
デパコスファンデーション 資生堂、RMK、シュウウエムラなど 高級感あり、カウンターで購入体験可

使い方・塗り方のポイント

  • 下地(ベース): 日本では皮脂崩れ防止系やトーンアップ系の下地が人気。両タイプとも同じ下地を使用し、公平な条件に。
  • 塗り方: 指・スポンジ・ブラシなど、日本でよく使われているツールでそれぞれ試す。普段通りの量でムラなく伸ばすことを意識。
  • 仕上げ: フェイスパウダーを重ねるかどうかも重要なポイント。今回は「素肌感」を重視し、日本女性に多い薄付き仕上げ+軽くパウダー仕上げと統一。

検証方法の流れ(1週間)

日付/回数 プチプラファンデーション デパコスファンデーション チェックポイント
1〜3日目 毎日朝から夜まで着用 カバー力、崩れ方、テカリ具合、乾燥感など観察
4〜6日目 毎日朝から夜まで着用 同上(同じ生活リズムで過ごす)
7日目(最終日) 両タイプを半顔ずつ塗って比較(左右で分けて使用) 直接比較しやすいので細かな違いもチェック可能
日本ならではのリアルな生活環境にも配慮!
  • 通勤・通学時のマスク着用: マスクによる摩擦や蒸れでも崩れ具合をチェック。
  • 湿度・気温の変化: 季節による違いやエアコン環境も考慮して観察。
  • Tゾーン・頬の皮脂分泌: 日本人特有の肌質に合わせて部分的な崩れやすさも記録。

このように、公平かつ日本人のライフスタイルに寄り添った方法で1週間しっかりと比較検証します。

4. カバー力&崩れにくさ比較レポート

今回は実際に1週間、プチプラとデパコスのファンデーションを交互に使いながら、カバー力や崩れにくさを徹底的にチェックしました。日常生活や仕事、マスク着用時など、リアルなシーンでどれだけ違いが出るのかをレポートします。

カバー力の比較

プチプラファンデーション デパコスファンデーション
塗りたて直後 赤みや小さな毛穴はカバーできるが、濃いシミやニキビ跡は少し透ける感じ 肌全体が均一になり、色ムラ・くすみ・毛穴も自然にカバー。コンシーラーなしでもOKな仕上がり
重ね塗り 厚塗り感が出やすく、ヨレやすさも気になる 重ねてもナチュラルで透明感あり。ムラになりにくい

時間経過による変化

プチプラファンデーション デパコスファンデーション
3時間後 Tゾーンのテカリが少し気になり始める。頬はまだきれい。 ほとんど崩れなし。ツヤ感も残っている。
6時間後(ランチ後) 小鼻周りがヨレたり、毛穴落ちが目立つ。メイク直しが必要。 若干ツヤ感ダウンするものの、まだきれいな状態をキープ。
終日(8時間以上) 全体的に薄れてきて、カバー力低下。部分的に崩れが目立つ。 多少の薄れはあるが、目立った崩れや色ムラなし。

マスク着用時の検証結果

プチプラファンデーションの場合

マスク内側への色移りが目立ちました。特に鼻やあご部分はファンデーションが取れてしまい、その部分だけ素肌感が目立つことも。長時間マスクを外す予定がない日はこまめなメイク直しが必要でした。

デパコスファンデーションの場合

マスク内側への色移りは最小限。密着感が高いため、マスクを外した後もベースメイクの美しさを保てました。また蒸れによるヨレも少なく、一日中安心して過ごせました。

まとめ:リアルな使用感のポイント比較表
プチプラ
ファンデーション
デパコス
ファンデーション
カバー力 ★★★☆☆
ナチュラル〜中程度
★★★★★
高い・均一感あり
崩れにくさ ★★☆☆☆
皮脂や汗でヨレやすい傾向あり
★★★★☆
長時間美しさキープ可能
マスクへの色移り 多め・要注意! 少なめ・安心感◎

このように、実際に使ってみるとプチプラとデパコスではカバー力や崩れにくさに明確な違いが見られました。毎日の使いやすさやライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。

5. まとめ&おすすめポイント

1週間使い比べた結果、プチプラとデパコスのファンデーションにはそれぞれ特徴があり、日本のライフスタイルに合わせて選ぶポイントが見えてきました。以下の表でメリット・デメリットを簡単にまとめました。

プチプラ デパコス
カバー力 自然な仕上がりが多く、重ね塗りしやすい 高いカバー力で肌悩みをしっかり隠せる
崩れにくさ 日常使いなら十分な持ちだが、汗や皮脂にはやや弱め 長時間キープしやすく、化粧直しも楽
価格 手頃で気軽に試せる 高価だがその分クオリティが高いものが多い
使いやすさ 種類豊富で自分に合ったものを選びやすい 専門スタッフによるアドバイスが受けられることも魅力

日本のライフスタイルに合う選び方のポイント

  • 通勤・通学など日常使い: プチプラは手軽でナチュラルな仕上がりなので毎日のメイクに最適です。
  • 特別なイベントや長時間外出: デパコスはカバー力と崩れにくさを重視したい日におすすめです。
  • 季節や肌質によって: 夏場は崩れにくさ重視でデパコス、乾燥しやすい冬は保湿成分入りのプチプラなど、季節ごとに使い分けも◎。

こんな人にはこれがおすすめ!

  • 時短重視・メイク初心者さん: プチプラのリキッドタイプやクッションファンデが使いやすいです。
  • 肌悩みをしっかりカバーしたい方: デパコスのクリームタイプや高カバー力モデルがおすすめ。
  • コスパ重視派: プチプラでトレンド感あるアイテムを色々試して、自分好みを見つけましょう。
  • プロの仕上がりを目指したい方: デパコスでベースからしっかり作るとワンランク上の美肌へ。
まとめ

どちらも魅力的なポイントがありますので、ご自身の生活スタイルやお肌の悩みに合わせて賢く選んでください。両方をシーン別に使い分けることで、毎日のメイクがもっと楽しく快適になりますよ!